今日も一日

ちょっとだけ息抜きしようとおもって、家族と遠出した。自然のなかで過ごす時間はとても心地がよかったけれど、PTA活動の進行状況が常にLINEで届き続ける。

休んでしまった罪悪感で胃がチクチクする。やるべき仕事はたくさんあって、学校行事の都合によって更に上乗せされていく。本来ならば手伝わなくてはいけない作業たち。

1つ終わればまた1つ。そうやって当たり前に増え続けるのだから、これが終われば少し休めるなんて気休めにもならない。

たくさんのお便りを刷らなくてもいいようにオンライン化したけれど、指示に従わずなんのリアクションも起こさない保護者が多数いる。PTA活動はボランティアなので、強制参加はさせずに見守ろうと本部では結論付けたものの、学校側はそれを認めてはくれなかった。

全家庭に平等に仕事を割り当て、平等に会費を徴収する。それがPTAらしい。

家庭状況は平等ではない。

そんな当たり前の事情が念頭になく、搾取することばかりを考える。

PTA活動のためにパートを減らして、子供たちとの時間を減らして、私たち保護者は何を得るんだろう。

 

PTA活動のおかげで教職員は助かっている。教育のための時間が割ける。

 

そう言ってもらえるのは嬉しいことなのかもしれないけれど、うちの子が2年前に不登校になったのは担任の先生が原因だった。

いまだに行き渋りのある娘を犠牲にして、教職員を助ける活動をしている矛盾。

 

今日もまた少し考え込んでしまう。

嫌ならやらなければいいって簡単に言うけれど、私が抜ければその分作業が減る訳じゃない。残った保護者とそのお子さんかぜんぶ被ってしまうと思うとなかなか決断できないでいる。