協調性のない大人

子供の頃から協調性はなかった私が、PTAという組織に飲み込まれたのは「孤立」していたからだと思う。

子供たちの通う小学校のPTAでは、次年度の本部役員は元本部役員からの推薦という形で決まるのが定例。

娘の同級生の保護者から「来年役員をやらないと不味いことになるよ」と言われ、言われるがまま本部へと加入することに決めた。この時に言われたのは「本部は事務員がいるから実はそんなにやることがないんだよ」「クラス役員になるより融通も効くから仕事への影響も少ないよ」だった。

きっと関わりの深い保護者がいれば、それが嘘であることを知らされていたと思う。でも残念ながらそういった会話をするような保護者が居なかった。

 

不登校になりかけの娘の学校への送迎、常に忙しい状況の職場での立ち回り、いつまでたっても上達しない家事。すでにいろんなことに追われていたのだから断ればよかったのに、「不味いことになる」と言われたことから焦ってPTAへの加入を決断してしまった。

 

このブログを始めることにした理由。

それは単に愚痴を吐きたかった。というのもあるけれど、PTA活動をきっかけに私の心が壊れかけている現状を誰かに知ってほしかったから。